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東北大学と山形大学と福島県立医科大学がガン治療の専門家育成拠点を設立
編集部 愛悠璃 2007年11月9日 20時44分更新
南東北にガン治療の専門家育成の拠点「東北がんプロフェッショナル育成計画」について
現在、日本では3人に1人がガンに罹患し死亡すると言われ、死亡率第1位の疾病となっている。しかし、ガン治療の専門家が少なく、その育成が急務とされている。また、最近の高度化したガン医療の推進は、がん治療において熟練した医師、薬剤師、看護師などの専門家がチームを組み、機能することが重要である。
そんな中、宮城、山形、福島の南東北の3県が連帯し、東北大学、山形大学、福島県立医科大学が協力してガンの専門医療者を育成していくことを合意したとのこと。
日本のガン医療水準の向上のためには、放射線治療医、ガン薬物療法の専門医、緩和ケアなどのガン治療の専門家の育成が不可欠であると思われる。
日本のガン対策の1つである、文部省の平成19年度予算・がんプロフェッショナル育成計画に、東北大学を中心に、山形大学、福島県立医科大学が連帯する「東北ガンプロフェッショナル育成計画」が採択される。
この育成計画は、3大学3県が連帯して専門医療人を育成する広域連帯計画で、大学院を中心として、各大学の資源を生かした教育システムを構築し、3県の大学病院と全てのガン診療連帯拠点の病院が参加し、ガン医療人を育成するほか、大学、病院、自治体などが一
体となって臨床試験・ガン登録を推進する地域の枠組みを構築する計画とのこと。
具体的には、3大学、大学院に、腫瘍専門医養成コース(博士課程)10コース、コメディカル養成コース(修士課程)7コース、インテンシブ・コース(社会人のための大学院科目履修)18コース。
合計35コース(東北大学 19、山形大学 8、福島医大 8コース)を設置する計画である。
この連帯拠点から、放射線治療専門医、ガン薬物療法専門医、乳腺専門医、婦人科腫瘍の専門医などの専門医を年間20人以上、専門看護師、専門薬剤師、医学物理士などの人材を年間20人以上育成することを目標としている。
将来的には医療機関にガン専門医療者を配置し、大学・拠点病院で指導できる人材を確保し、南東北のガンの撲滅を3県が一丸となってめざしていくことにより、日本のガン医療水準の向上をめざす。
学生の受け入れは平成20年度からとし、大学間での単位互換、大学・病院間連帯、インターネットスクールの活用、社会人入学の推進など、従来の大学院教育の枠組みを超えたものとなるようだ。
関連URL
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/
http://www.yamagata-u.ac.jp/index-j.html
http://www.fmu.ac.jp/
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